2009年5月12日火曜日

カウントダウン

毎年、一部のM1学生には伝えていますが、ここにも書き込んでおきます。
4月は浮き足だって、5月は5月病ってのも人情ですが、修士の2年間がいかに短いかをそろそろ覚悟して下さいね。

4月はいろいろな登録やら講習やら引き継ぎやらがあって、多くの人が本格的に実験をやらない傾向にあります。
そうすると、M1で研究を遂行できる期間は11ヶ月。
ここの研究科の場合、2月前半に修論発表があることが普通なので(早いと思いますが)、M2で研究を遂行できる期間は10ヶ月。
さらに、最近の就活事情を見る限り、4月5月はまともに実験できない人が多いようです。ここで2ヶ月引いて、合計19ヶ月。
19ヶ月×30日÷7日=約81週間で修士の研究が終わります。
さらに、多くの人たちはお盆、年末年始は休むでしょう。それぞれ1週間として4週引くと77週。
学会や国際会議などに標準的な回数参加するとして、それで抜けるのが3週/年くらいとすると、71週。
だいたい、実験ができるのはこれくらいです。

私のグループの場合、ミーティングでレギュラーに研究の進行具合を報告し相談するのが隔週ですから、たまに抜けるのを引くと、大抵の人のミーティング報告資料は修士2年間でせいぜい30回分くらいしかありません。
たった30回ですよ。
3回進展無しだと、1割のロス。

以上、修士の2年間がいかに短いか、でした。

MN

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