2010年9月30日木曜日

CEATEC2010

ことしもCEATECの時期が近づいてきました。
学生の皆さんは、先輩達の話を聞き、業界動向を知るために、是非見に行って下さい。
会期は10 月5 日(火)~ 9 日(土)ですが、5日(火)は特別招待日、9日(土)は無料公開日ですから、6日(水)~ 8日(金)(午前10時~午後5時)がお勧めです。

ここから事前登録すれば、参加無料です。

今後、時間の余裕があれば、見所を紹介します。

MN

2010年9月21日火曜日

たまには、かのエジソン師を思い出して下さい

最近、「ボタンを押せば論文に載せるデータが出てくる」とすら考えているのではないかと疑われる人が増えているように思います。また、予想していたような結果が一回出ただけで満足している人も多いようです。
ここで、誰もが(特に電気電子系に進学した人なら)伝記を読んだであろうトーマス・エジソン師匠の数々の明言の中から、私が気に入っているものを載っけておきます。
皆さんの頭の中で勝手に出来上がっている「エジソンの言葉」とは、ちょっと印象が違うかも知れませんよ。


なぜ成功しない人がいるかというと、それは考える努力をしないからだ。

最初のひらめきが良くなければ、いくら努力してもダメだ。
ただ努力だけという人はエネルギーを無駄にしているにすぎない。

どんな機械でも同じだが、具合が悪くなったときに、無理やり油を注いでも効果はない。
悪くなった油を全部出してしまうのが先だ。

決して時計を見るな。これは若い人に覚えてもらいたいことだ。

完璧だと思っても、もう一押しすれば、おまけが手に入る。

私たちの最大の弱点は諦めることにある。
成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。

自分は毎日18時間働くことにしている。

人間離れした天才だって?
人間離れなどしていない。私はあきらめないことの天才なのだ。



MN

10秋の応物学会

毎回恒例、当研究室関連の応物学会講演リストをまとめます。

参加する学生の皆さんは、ぜひ沢山の講演を聴いて新知識を吸収して下さい。

※予稿集ページ数を書き加えました。

-------
工藤一浩:
"有機トランジスタの開発現状と応用への期待",
第47回 応用物理学会シンポジウム(長崎), p.64 (2010.9.14) 14p-ZF-8.

増田将太郎、岡本樹宜、酒井正俊、工藤一浩、中村雅一:
"大IP有機半導体材料に対する化学的キャリアドーピンク",
第71回応用物理学会学術講演会(長崎), p.12-339 (2010.9.15) 15a-H-3.

松原亮介、野村俊夫、酒井正俊、工藤一浩、真島豊、中村雅一:
“ゲート絶縁膜表面処理によるペンタセンTFTの移動度向上の起源”,
第71回応用物理学会学術講演会(長崎), p.12-346 (2010.9.15) 15a-H-10.

菊地幸大、浦 方華、山内 博、家地 洋之、飯塚 正明、酒井 正俊、中村 雅一、工藤 一浩:
"積層型構造を用いた有機デバイスの集積化",
第71回応用物理学会学術講演会(長崎), p.12-360 (2010.9.15) 15p-H-13.

長尾俊希、酒井正俊、工藤一浩、中村雅一
"グラフォエピタキシーによるDNTT薄膜の面内配向制御"
第71回応用物理学会学術講演会(長崎), p.12-007 (2010.9.15) 15a-A-8.

酒井正俊、石黒雅人、井上敦夫、菊池亮介、長尾高成、森田修介、山内博、中村
雅一、工藤一浩:
"溶融法を用いた薄板状有機結晶の作製と配向成長",
第71回応用物理学会学術講演会(長崎), p.12-009 (2010.9.15) 15a-A-10.

中村雅一:
(スクール)"有機薄膜の構造とデバイス特性 -トランジスタ応用を中心とし
て-",
第47回 応用物理学会スクール(長崎) (2010.9.15) No. 6.

工藤一浩:
"分子技術に基づく有機トランジスタ",
第47回 応用物理学会シンポジウム(長崎) (2010.9.16) No.8.

藤井孝博、国吉繁一、酒井正俊、工藤一浩、中村雅一:
"in-situ電界効果熱刺激電流法を用いたペンタセンTFTにおける界面準位密度分
布評価(2)",
第71回応用物理学会学術講演会(長崎), p.12-379 (2010.9.16) 16a-H-13.