2010年1月27日水曜日

ESPMI-Ⅴ 開催中


今、千葉大内で、The 5th edition of the international workshop on Electronic Structure and Processes at Molecular-Based Interfaces (ESPMI-Ⅴ)という国際ワークショップが開催されています。
名前のとおり、有機材料の特に界面における電子物性をメインテーマとする国際ワークショップで、今回はこのワークショップのキーマンであった今は亡き関先生(元名古屋大学教授)に追悼を捧げる会でもあります。中村も、20代後半に有機材料を触り始めたころから関先生にはいろいろアドバイスして頂いていたので、今回チェアマンを仰せつかり光栄でした。
当研究室からも何人か参加していますが、かなりハイレベルな話が続いていますので、院生の人はつらいでしょうか?食らい付いてでも今先端で何が議論されているかを学んで欲しいと思います。

MN

いよいよ大詰め



1月も後半に入り、いよいよ修論と卒論の大詰めです。
研究室前には、毎年この時期になると咲き始める通称「卒論梅」があります。ことしも、すでに3分咲きくらいになりました。これが満開になるころに修論と卒論の発表です。
今年は、皆さんどんな花を咲かせてくれるでしょうか?

MN





追伸


夜だとこうなります。
この梅が早咲きなのは、こうやって研究室の明かりに毎夜照らされるからだと思います。ということは院生が頑張るほど早く咲く?





追伸その2



ついにウグイスまでやってきました。卒論を待たずに春の雰囲気です。
(さて、この写真にウグイスが3羽写っています。どこでしょう?)

2010年1月25日月曜日

職種別年収

このブログでも以前(2006年3月)職種別の年収の話をしたことがありました。そのときは「研究職の勧め」がテーマでした。このところの不景気で、状況がどう変化したかが気になるので、DODAの職種別平均年収のページを眺めてみました。http://doda.jp/guide/heikin/
今就職活動をしている学生の皆さんは、「転職の話かっ!?」と思うでしょうけど、この先日本の経済がどう転ぶかは誰にも予想できません。こういう時代こそ、どの会社を選ぶかも大事ですが、どの職種を選ぶかが万一転職せざるを得ない状況になったときに重要ではないでしょうか。


この図は、リンクされたページから、電気電子系の人が就きやすい職種を抜き出して、25〜29歳代、30〜34歳代、35〜39歳代の平均年収をグラフにしたものです。赤がIT系、青が電気機械系です。
肝心のどう変化したかのほうは、毎年の数字を抜き出してくるのが面倒になったので、今回省略。日本には北米輸出頼みの製造業が多いですから、残念ながらエンジニア系の職種が特に年収ダウンとなったようです。

では、あくまで年収だけを見て、どの職種が良いかというと、この中で圧倒的なのは「ITコンサルタント」と「プロジェクトマネジャー」です。これらは、明らかに狭き門ですね。東大院卒の人たちに人気の職種です。

予想どおりなのが「セールスエンジニア」で、25歳代から30歳代への伸びが大きいです。ただし、この職種は年齢が上がるとともに頭打ちになるのは昔からですね。若くて馬力があるうちに稼ぐ職種ということでしょう。

では、もう少しありふれた職種ではどうかというと....ほ〜ら期待どおり、「研究開発」がトップグループにいます。似たような位置には、「プロセスエンジニア」と「組み込み・制御設計」がいますね。
以前ブログに書いたように大手企業に生息数の多い職種は平均年収が高くなりがちですが、それ込みで職種ごとの平均ですからね。

今回はお金の話でしたが、就職においては何より「やりたい仕事か?」が重要です。
就活中の学生の皆さんが、やりたい仕事(職種)に就けることを祈ります。

MN

2010年1月14日木曜日

卒研関係スケジュール

卒研関係の締切をここに掲示しておきます。

卒研題目締切り:1月29日  (17:00までに4年担任に通知)
卒論提出:   2月15日  (学科会議室にて12:00-12:30の間受付)
卒研発表会:  2月17日

<卒研生が手続き上やるべきこと>
(1) 1月28日までに(学籍番号)(氏名)(卒研題目)を全員分まとめて酒井先生に報告する。

(2) 卒研提出時に就学ポートフォリオを持参し、確認を受ける。

(3) 発表会当日までにA4、1ページの予稿を作成する。書式は昨年と同じ。

(4) 作成した予稿を必要部数印刷しておき、発表会当日に聴講者に配布する。

(5) 予稿をpdfファイル化し、まとめて酒井先生に提出する。締め切りは2月24日。

2010年1月11日月曜日

日本一



1月のある日、東京に出かけて千葉に戻る途中の電車で、車窓を何気なく眺めると富士山がくっきり!
夕焼けをバックに見えるのはなかなか貴重なので、G-COEフロアなどがある工学系総合研究棟の最上階に登り、写真を撮ってきました。
ちょっと雲がかかっていますが、丹沢山系の向こうに富士山のシルエットがくっきり見えていますね。
今年は新年早々縁起が良いかも?

MN