Society for Information Display (SID) 2009 International Symposium, Seminar, and Exhibition が現在テキサス州で開催されています。
当研究室からは誰も行っていませんが、TechOnの紹介記事から気になるトピックを拾ってみました。
・Arizona州立大など,量産可能なフレキシブルTFT基板上に有機ELディスプレイを作製
ここのグループは、かなり前に当研究室を視察にきたことがあります。
でも、TFTはa-Siか....
・Samsungが酸化物半導体TFTを塗布法で作製,ディスプレイを出展
こっちはa-IGZOか....
・展示会が開幕——今年のキーワードは「低消費電力」「有機TFT」「3D」
有機TFT研究は、まだまだ続きます!
・SIDへの参加者激減,「日本人と中国人が来ない」
日本人に関しては、新型インフルさわぎが影響しているのでしょうね。
・新技術の採用に積極的なLG Displayが未来を展望——基調講演から
今後期待する新技術は、「3Dホーム・テレビ」、「壁全体がディスプレイになるウォール・ディスプレイ」、「フレキシブル・ディスプレイ」などだそうです。
・「100年光り続けます」,DuPont Displayが長寿命の有機EL材料を開発
緑色発光材料についてらしいですが、「1000cd/m2からの輝度半減期が100万時間を越えた」そうです。
・Plastic Logic社が「プラスチック電子ディスプレイ革命」を語る——基調講演から
「自由に曲げられることが,ディスプレイの工業デザインに革命をもたらす」だそうです。
実際、最近の日本のエレクトロニクス製品って、ワクワクするような新機能とか所有したくなるデザインという面で弱いように思いますね。
・有機TFTを用いたフレキシブル有機ELディスプレイ,ソニーが発表
それでこそソニー!
・期待の高さを感じさせたフレキシブル有機ELのセッション
でも、TFTの大勢は今のところ無機半導体のようです。
MN
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