2007年7月2日月曜日
ストレス
最近、世の中全体に世知辛くなって、ストレスから鬱や心身症になる人が増えているそうです。
今日の朝日新聞夕刊を見ていたら、「職場のストレス」って記事が載っていました。なかなかポイントを突いた記事だったので、ちょっと紹介します。
まず、「質的・量的負担は小さく、やりがいが低く、裁量が少ない」と感じて仕事をする場合と、「質的・量的負担は大きく、やりがいや裁量がある」と感じて仕事する場合とどちらがストレスが大きいと思いますか?
・・・・・筑波大の社会医学の先生によると、前者のほうがストレスは大きいそうです。みなさん思ったとおりでした?
やりがいと裁量の自由度があるかないかが、ストレスを感じるかどうかに大きく影響するそうです。昔から言われているように、同じ仕事なら「いやいや」やるより「面白い」と考えてやることが大事なんですね。
あと、「支援」もストレスを減らす要因だそうです。高度成長期の「モーレツサラリーマン」(死語なので...知っていますか?)が元気だったのは、社会や自分の生活を向上させるんだというやりがいがあり、みんなで助け合い励まし合いながら一団となって働いていたからこそなんでしょうね。最近、日本の社会に、あるいは、会社などにも一体感が無くなってきているのが問題です。行き過ぎた格差社会・競争社会はトータルで見て弊害が大きいです。
全然、うつくしい国じゃ無くなってますよね、最近。
(図は本文とはそれほど関係ありません。)
MN