2006年8月25日金曜日

2006秋の応物講演予定

秋の応物の当研究室関連の発表予定が集まりましたのでお知らせします。

○大橋昇、富井弘、中村雅一、酒井正俊、工藤一浩:
”デバイスシミュレーションによるTFT内結晶粒界電位降下の解析” ,第67回応用物理学会学術講演会(草津)、(2006.08.30) 30a-ZH-4

○Mingsheng Xu, Masakazu Nakamura, Shinji Aramaki, Hiroshi Tomii, and Kazuhiro Kudo:
“Local potential distribution of bottom-contact tetrabenzoporphyrin thin-film transistors”,第67回応用物理学会学術講演会(草津)、(2006.08.30) 30a-ZH-7

○松原亮介、中村雅一、工藤一浩:
“四探針FET測定によるペンタセン電界効果移動度の温度依存性評価”,第67回応用物理学会学術講演会(草津)、(2006.08.30) 30p-ZH-11

○澤部智明、岡村康史、宮本隆志、中村雅一、工藤一浩:
"有機多結晶薄膜における膜厚方向への電気伝導:Au/ペンタセン構造に対するAu蒸着の影響",第67回応用物理学会学術講演会(草津)、(2006.08.30) 30a-N-11

○酒井正俊、佐久間広貴、遠藤剛、中村雅一、工藤一浩:
"(BEDT-TTF)(TCNQ)結晶を用いたambipolar FETにおけるキャリア伝導機構",第67回応用物理学会学術講演会(草津)、(2006.8.31) 31a-ZH-6

○焦 陽,山内 博, 飯塚 正明,酒井 正俊,中村 雅一,工藤 一浩:
"ZnO薄膜を用いた有機発光トランジスタの作製II",第67回応用物理学会学術講演会(草津).(2006.09.01) 1a-ZH-9

2006年8月10日木曜日

ICEL-6

現在、MNはICEL-6のため香港に滞在中です。
当研究室関連では、教員2名、研究員2名、D学生1名が参加して、オーラル2件、ポスター3件の発表でした。発表はすべて無事終わり、一安心です。

ICELには何度か参加していますが、今回地理的なこともあり、中国からの参加者が非常に多かったのが印象的です。やはり地理的な要因でしょうけど、反対にヨーロッパとアメリカからの参加者が非常に少ないのは寂しかったですね。
そのため、オーラル講演でも日本対中国って感じになっていました。

気になるのは、印象として中国(含む台湾)に日本が押されていたのではないかということです。
最近の中国は有機エレクトロニクスの応用研究にもかなり力を入れていて、しかもアメリカやヨーロッパでのポスドク経験者も多く、研究への目の付け所や、発表のうまさで明らかに押されています。もちろん分母の人口が10倍ある国ですから、平均レベルはともかく、両国から上位10名とか固定して選んだらかなりやばいかもしれません。
英語が聞くに堪えないのも日本人が多かったですね....(^^;)
初日の夜に、中国語でのパネルディスカッションをやったそうですが、以前から言われている冗談・・・「そのうち国際会議の公用語は中国語になるのではないか?」・・・ってのが冗談ではすまされなくなってきているかもしれませんね。

MN