2008年12月17日水曜日

G-COE国際ワークショップ


いよいよ、明日、明後日とG-COE他主催の国際ワークショップ
Workshop on Electrical and Electronic Properties in Crystalline Thin Films of Small Molecules
が開かれます。
中村の個人的な趣味で十数人の国内外の研究者を集めた濃いワークショップですので、濃い議論ができると思います。楽しみです。
院生の皆さんも、ぜひ考えながら聞いて下さい。

MN

2008年12月4日木曜日

2008 MRS Fall Meeting

恒例、MRSのFall Meetingに来ています。
今年のボストンは、まあまあ暖かい晴れた日が続いていて、町中を見物するのにも良い季候(といっても仙台よりやや寒い)です。
写真には、よく見ると馬に乗ったポリスが写っているはずです。町並みといい、こういうポリスといい、ボストンはアメリカの都市の中では良い味だしてます。日本で言う京都のような位置づけですからね。
会議もいつも通り盛大に行われていますが、今年は有機トランジスタと有機太陽電池関連の発表がかなり多くなっていました。アメリカではエネルギー関連に予算がシフトしているらしく、有機エレクトロニクスの中では太陽電池が盛り上がっています。
有機トランジスタに関わるところでは、大面積機能構造のシンポジウムGと有機半導体デバイスのシンポジウムHという関連するシンポジウムが2つあり、それぞれ4日間ありましたから、どちらにもそれなりの件数の発表がありました。有機ELや太陽電池を含むシンポジウムはこれとはまた別です。
日本のこの分野の研究者も多数来ていましたが、今年はなぜか中堅どころが多く、大御所の先生方はあまりいないという印象でしたね。

あるとき会場で講演を聴いていて、ふと横をみたらどこかで見覚えのある顔が....というか、見覚えのある顔をちょっとアレンジしたような顔。
以前ポスドクで当研究室にいて、今はドイツのForschungszentrum Karlsruheで仕事をしている岡村君です。
いや、まさかロンゲになっているとは思いませんでした。


さすがに月から金の間にはあまり聞きたいものが無い時間帯もありますし、そもそも夕方オーラルセッションが終わってから夜のポスターセッションが始まるまでに3、4時間あるので、ショッピングや観光の時間もそれなりにとれます。私は何度も来ているので、あまり珍しいところがないのですが、ちょっと欲しい買い物があってハーバード大のあたりまで行ってきました。
写真は、創立にかかわったジョン・ハーバード氏(創始者というわけではないらしい)の銅像がある広場です。プリンストン大もなかなかいい雰囲気ですが、こちらは大都市の町中にあるところがいいですね。アメリカの大学の例に漏れず、キャンパス内をリスが走り回っています。千葉大におけるねこちゃんみたいなものですね。
ちなみに、このキャンパスのあるのはケンブリッジ市ですがボストン市のすぐ隣で、街が続いています。グレーター・ボストン都市圏の一部です。
MRSの会場からも歩いていけなくは無い距離ですが、さらに徒歩圏にかのMITがあります。この2大学合わせるとノーベル賞受賞者100名超えるらしい.....さすが!

MN