※発表リスト向けに予稿集ページを追加しました。
春の応物の当研究室関連の発表予定が集まりましたのでお知らせします。
タイミングの問題もあるのでしょうけど、残念なことに今回は発表が少ないです。
秋に期待します。
○石倉健一, 中村雅一, 工藤一浩:
"有機半導体薄膜の電気伝導に及ぼす基板表面化学構造の影響", 第54回応用物理学関係連合講演会(神奈川), p.1306 (2007.3.27) 27p-SK-12.
○大橋 昇, 冨井 弘, 松原亮介, 中村雅一, 酒井正俊, 工藤一浩:
"ペンタセンTFTのチャネル内に生じる電位ドロップの評価", 第54回応用物理学関係連合講演会(神奈川), p.1419 (2007.3.29) 29a-W-7
○工藤一浩, 酒井正俊:
"分子幾何制御に基づく新機能有機デバイス", 第54回応用物理学関係連合講演会(神奈川)-シンポジウム, p.107 (2007.3.29) 29p-V-9.
冨井弘, ○中村雅一, 酒井 正俊, 工藤一浩:
"ペンタセンTFTにおける結晶粒界部キャリア輸送障壁のAFMポテンショメトリに
よる評価", 第54回応用物理学関係連合講演会(神奈川), p.1421 (2007.3.30) 30a-W-2
○中村健二, 秦 拓也, 小幡勝也, 遠藤浩幸, 吉澤淳志, 工藤一浩:
"MIS型OLETのOn/Off比の改善とアクティブマトリクスの試作", 第54回応用物理学関係連合講演会(神奈川), p.1426 (2007.3.30) 30p-W-6
2007年3月26日月曜日
2007年3月23日金曜日
電子情報産業の世界生産額、4分の1が日本メーカー
日経BPネットの記事より....
電子情報技術産業協会(JEITA)は,電子情報産業の世界生産額について調査結果をまとめた。これによれば,2005年実績は184兆円で,うち44兆円が日系企業の生産額(海外での生産分も含む)だという。2006年は,世界生産額196兆円のうち46兆円を日系企業が占める見込みだ。
世界生産額に占める日系企業の割合が大きいのは,AV機器と電子部品。2006年の見込み額をみると,AV機器で特に日系企業の生産シェアが高いのはデジタル・カメラやビデオ・カメラなどの「撮像機器」で,86%となっている。カーナビや車載テレビなどの「カーAVC機器」に占めるシェアも61%と高い。
日本メーカーがんばっていますね。
寂しいのは、携帯電話機のシェア16%です。どこぞの産官連合が日本独自企画を突っ走ってきたことが敗因なのでしょうか....
これから、世界の携帯市場も高機能化が進みますから、日本の得意分野にできるのではないでしょうか。ヨーロッパや韓国企業を追撃してほしいところです。
あと、図の円グラフは日系企業の電子情報産業の生産額ですが、実は「電子部品」が一番額が多いのですね。「ディスプレイデバイス」や「半導体」も電子部品ですから、これも入れると1/3は部品です。こういう部品や素材が強い国は落ち目になりにくいはずですね。
MN
2007年3月1日木曜日
フレキシブルOTFTによるアクティブマトリックス電子ペーパーのためのデモ
当研究室研究生の宮下君が卒研時代からの課題であったフレキシブルOTFTによる電気泳動型表示素子(いわゆる電子ペーパー)のスイッチングデモを行いました。
その様子はこちらのムービーでご覧下さい。
特徴としては、
・フィルム基板を使っていること
・印刷とラフなマスク蒸着だけで作製されていること
・ソース/ドレイン電極は銀ペイントを直接描画によって印刷パターン化したこと
です。
まだ改良の余地はありますが、画素数少なめの電子ペーパーなら使えそうですね。
宮下君、東工大でも堅実さを活かしてがんばってください!
MN
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