2008年3月31日月曜日

ペンとハンマー


この旗はなんの旗が知っていますでしょうか?
旧制官立専門学校の一つである1921年設立の東京高等工芸学校の校旗だそうです。
そう、千葉大工学部の母体となった学校です。

この校章は、「聖火を中心にマーキュリーの羽根をあしらい、それにハンマーと筆を組み合わせた」ものだそうです。デザインの由来は残念ながら調べられなかったのですが、美と匠気と学術の融合を意味しているのでしょうか。

このハンマーとペンを自分勝手に曲解すると、今の我々にも教訓として活かせるように思います。
ハンマーは新しい発想の電子デバイスや未知の物性を調べる装置を実際に形にして世に送りだすことを、ペンは闇雲になにかを作るだけでなくそこから普遍的な真理や学術的な意味を導き出すことを表していると思うことにします。

研究室の学生のみなさんも、ぜひハンマーとペンを両方持って研究に取り組んで下さい。

MN